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<title>N　ano【永久保存版】</title>
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<description>赦されたのは唯一、絵を描くことだけだった。</description>
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<title>豹変</title>
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<description>何でアイツは、いちいち私の勘に障るんだろうと思う。アイツの笑顔に、時々無性に腹が立ったりする。私はいつもアイツを待っているのに、アイツが私を待っていることは、絶対に無い。それが嫌だった。もどかしくて、憎かった。私ばかりが損をしているんだ。ずるい、そんなのずるいよ。土曜日に言ったこと、まだ覚えてたんだ、って本当は少し、嬉しかったの。絵を見てもらうって約束したこと。けどアイツは、｢え、エスキース？(下書き)｣と、急いた表情を、無理して笑みに変えたような、そんな顔をして、私に言ったんだ。私はアイツが忙しいことも、私の絵を大事にしてくれていることも、本当は両方、分かってる。でも私は、アイツにどうしても意地悪したくなって、というより、アイツに追いかけて貰いたくて、出された手をわざと、避ける。私は嫌な女だ、と思う。｢もう帰るから｣とだけ言って、階段を下りた。土曜のときのように、窓を叩いて呼び止めてはくれないんだ。それが当たり前すぎて、悲しかった。結局人は一人で、どんなに優しい言葉を話す人も、自分が一番なんだから。アイツだって、そう。玄さんだって、そう。みんなみんなそう。あのとき笑ってたって、今日は無表情。そんなやつらに振り回される私が嫌だ。あんなやつらに。あんなやつらに。嫌だ、負けたくない。</description>
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<dc:date>2006-05-29T18:05:06+09:00</dc:date>
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<title>手記</title>
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<description>あの日、約束したこと。貴方は今でも覚えているでしょうか。あのときの貴方は、少し酔っていたのでしょうか。それでも私は、あのときの貴方を信じて疑わなかったのです。貴方が黙々と下を向いて作業する姿を見る度に、昨年の今頃を思い出すのです。貴方は私と知り合って間もなく、親しい存在になりました。貴方は下を向いて作業をするときもありましたが、私の顔を見て喋るときもあったのです。その時間が、私にとっては心の安らぎで、私は貴方の言葉に惹かれてゆきました。そして私は、貴方に心を寄せる様になったのです。温かい笑顔を持ちながらも、時に突き放す冷たさを持ち合わせる貴方が、私にとっては必要でした。ですから、今貴方が、ずっと下を向いて作業する姿を見るのは、耐え難いことなのです。また信じがたいことであると同時に、認められないのです。何故こんな遠くなってしまったのか。私はある日の土曜日。彼の元に行ったのです。二人きりの空間。いつからか私たちの過ごす空間は、まるで切り離されていたのです。私は言いました。これが我侭なのは分かってる。私だけでもいい　だから　お願い。傍にいてほしい。貴方は優しく微笑んで、分かった、とだけ言ってゆっくりと頷きました。</description>
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<dc:date>2006-05-23T21:05:02+09:00</dc:date>
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<title>mixiやってます</title>
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<description>最近こちらの日記は放置気味でして、ミクシィの方で書いています。もし登録したい方や日記が読みたい方がいましたら、気軽に言って下さい。久しぶりにデータの整理をしていたら、懐かしいものがたくさん出てきました。中でも、AsgardのSSが一番懐かしかったです。　　　　　　　　　真ん中が國龍で、左が私、右が國狼ですね。結局、國ちゃんは封凛のキャラを封印してしまったのですね。もう動かない、封凛・・・。この子にはたくさんの思い出があります。私はいつも自分勝手に、気ままに動いていました。そんな中、固定ペアになり得る存在が現れたのです。それが國ちゃんでした。國ちゃんは多忙な人で、なかなか狩りをする時間がありませんでした。私はその頃、怠惰な生活を送っていて、時間をもてあますときも多かった為、狩りの頻度には不満を持っていました。それでも國ちゃんとの会話はとても楽しくて、私のなかでは、頼れるお兄さんでした。それでも私は、一方的にAsgardを辞めました。別に特に大きな理由があったわけでもない。単純に飽きたことと、やりたいことが出来たから。國ちゃんは何も言いませんでした。戻って来いとも、やめるな、とも。ただ、いつでも遊びにおいで、とは言っていました。けれど私は、それから國ちゃんに会うことは、二度とありませんでした。最後に、珍しく彼がメッセに入ったときに、封凛を託して、私は全てを終えました。そして彼がAsgardをやっているのかも、封凛のことを覚えているかも、今となっては、知る由もありません。3年前の、出来事でした。</description>
<dc:creator>rinrin220</dc:creator>
<dc:date>2006-04-22T22:04:17+09:00</dc:date>
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<title>握り締める様に</title>
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<description>携帯に耳を寄せると、友人の憂鬱そうな声がした。声のトーンが僅かに、歪んでいる。彼女の寂しそうな笑い顔が、電話越しに伝わってきた。彼女と、どれくらい会っていないのだろう。いつも一緒だったのに、と、ある友人が言うくらい、私は彼女と共に時を過ごした。私たちは二人で一つだった。私たちは何度も遠回りをしながら、それでも最後に手を取り合って、笑った。気がついたときには、私の隣に彼女の姿は無かった。私もいつしか、彼女のいない毎日が当たり前になっていた。彼女はもう来ない。そう思い始めたのは、いつ頃だったのだろう。私は断固として、彼女に連絡することを拒んだ。ある人は、私を利用して彼女を連れ戻すことさえ考えた。けれど私は、彼女自らの意志が醒めることを、ひたすら待った。それが私にとって、彼女にとっても一番なのだと考えて。彼女は既に、堕ちた灰色の世界に、ひっそりと生活していた。私は、彼女の声を聞いて聞かぬふりをしていた。本当は知っていた。彼女が私の電話を、待っているということを。けれどそれを実行することは、彼女を腐らせることと同じだ。私は彼女の意志に、賭けた。ある日、誓ったことを思い出した。私たち、ずっとライバルだし、ずっと友達だよ。そうだ。私は後にも先にも、彼女が最大のライバルであり、友達だと思っていた。アトリエのどんな友人も、その存在にはなり得ないと、薄々感じる時すら、あったというのに。私は・・・。明日はたくさん話そう。終わりは始まりでもあるという。ねえ、私たち。道がもし別れてしまっても、また同じ場所で出会えるね。信じてる。ずっと。</description>
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<dc:date>2006-04-12T23:04:24+09:00</dc:date>
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<title>審判</title>
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<description>嘘という名の偽り。冷たく、その言葉には生気が無かった。私は認めない。そんな言葉は、受け入れない。それは嘘だ。私は知っている。小雨が降り続く中、私は笑い一つこぼさず、その言葉の意味をずっと、ずっと考えていた。けれどそんな思考は、何の意味も成さなかった。だって貴方の言葉は、嘘だったのだから。信じられなかった。貴方への信頼がこうまでも脆く、たった一つの言葉によって、崩れ去るなんて。お前は俺に何を望む？ある日の言葉が鮮明に蘇る。言いそびれた自分を憎んだ。ただ傍にいること。私を静かに見つめること。こんなささやかな願いを臨む私は、まだ夢を見ているのだろうか？罪の道標。這いずり回って、鍵を探す意味ももはや、無い。馬鹿野郎。お前の努力は、無駄だったんだ。下された審判を取り消せるほど、私の手は綺麗じゃない。分かっているんでしょう。今すぐあの言葉を取り消して。</description>
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<dc:date>2006-04-10T20:04:12+09:00</dc:date>
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<title>P R I D E</title>
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<description>また洗濯物が、溜まっている気がした。外は春の陽気で満ちているというのに、私はちっとも笑えない。電車の中でスーツ姿や制服姿が、否応にも目に飛び込んできた。一年の始まりなのだ、と改めて実感する。そして再び塞ぎ込み、過去の回想。自己満足だと分かっていながらも、それでもやはり、一年にたった一度の挑戦だからこそ・・・。私は間違っていなかったのだろうか。そう問いかけても返ってくるのは、虚しい現実なのだけだろう。どんなに笑ったって、楽しくなるわけじゃない。どんなに泣いたって、寂しさが紛れるわけじゃ・・・ない。そう考えていたら、私はいつか、表情も感情すらもない人間になってしまうのかも。私は、冷めた人間だと思う。周りで、そういう風に私のことを言う人間が、決して多いわけではない。けれど、皆が熱くなれる瞬間に、恐ろしいまでに冷静な心を現してしまう、冷酷な自分、私を見る、もう一人の私・・・。そうやって、自分に甘いときも本当は、気づいてきた。冷静な私は強気なくせに、見られている私の心は、話にならないほど貧弱なのが現実だった。それを見抜いた奴にだけ、私は本当に、心を許す。それがアイツだったということは、今までの日記を読めば分かることだ。馬鹿みたいに期待するのだけは嫌だ。自分の可能性を過信するのは馬鹿だ。実を結ぶのは私の行動だって知ってる。絵を描こう、そして見よう。アイツと約束したこと、守り抜いてみせる。頑なに拒んだ他人の手だったはずなのに、アイツの手だけは、信じて握っていける気がしたんだ。</description>
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<dc:date>2006-04-07T13:04:03+09:00</dc:date>
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<title>決意を胸に秘めて</title>
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<description>桜が散りゆく中、一年の始まりは去年と同じ場所だった。拳を握り締めた。下を俯いて、涙を堪えた。こんな筈では無かった。本来私は、ここにいるべき存在ではない。そんな思いに逆らい、現実は無残にも、私の心を打ち砕いていった。春季講習の最終日、私は今学期最初の油絵を、棚に戻そうと、歩んでいた。講評は、いつものように過ぎていき、それがまた物悲しく、まるで私の時間軸が、外界とずれている様だった。講師(以下M)｢リン、どうだい今年最初の油絵は・・・｣私｢･･･え。・・・そう、ですね・・・｣M｢今更なんだけどさぁ｣私｢・・・？｣M｢芸大残念だったね｣私｢・・・もういいんです。もう言わないで下さい｣M｢期待してたんだよ、リンにはかなり・・・｣私｢・・・すみま・・・せん｣M｢今年は絶対、芸大決めような｣私｢は・・・い｣私は悔しさで胸がいっぱいになった。こんなにもみんなが支えてくれたのに、私は、ちっとも・・・力を出し切って、なんか・・・。いいえ、力は、あれで限界だったと思いたい。それで納得して、それで、いい・・・。馬鹿みたいだよ・・・！後悔だけはしたくないっつって思ってたのに、最後の最後に後悔残しやがって・・・。自分は本当に駄目な奴だ。自分を信じてやれなかった、自分が憎い。いっそ、全てをみんなに吐き出せばいいんじゃないのか。いや、それじゃ何も変わらない。私はアイツと、苦しみを分かち合って、それを背負ったんだ。現実の一年という大きい苦しみを、背負って生きるんだ。生きている限り、絵を描き続けるんだ。アイツは言ったんだ。私が今年、受からなかったら美研を辞める、と。そして、私はいつもの冗談みたいに、言ったんだ。私が美研辞めたら、止める？と。いつものアイツなら即回答する。｢止めないに決まってるだろう｣と。当たり前だ。生徒が辞めたいと言ってるのに、講師がどうして止める権利があるだろう。なのにアイツは言葉を濁して・・・。｢いや・・・わからない｣私とアイツはもう、言葉だけで伝わらないところをお互い、察するようになっているんだ。私はアイツを信じてる。アイツも多分だけど、私を信じてる。けれど私が頑張るのは、アイツの為じゃない。自分のためにやるんだ。私は自分のために生きる。生きるために、描く。絶対に・・・絶対に芸大に・・・受かってやるんだ！！</description>
<dc:creator>rinrin220</dc:creator>
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<title>2H</title>
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<description>今日は一年の始まり。来年の今頃は笑顔で、さようならとありがとうを、言えています様に。久しぶりにB3画用紙を、目の前にした。そして白い画面が恐ろしく新鮮で、驚くほど空間があるものだったことに、気付いた。今まで、ここ二三ヶ月は本当に視界が狭くて、画面とずっと睨み合っていた気がする。しかも私はその世界が、一番幸せだと思っていた。忘れかけていたものを、少しずつでも良い、取り戻せたら。拾い忘れたものを、両の手で握り締められたら。私はまた一歩、進める気がするんだ。どこまで　走っていっても影すら踏めない　人がいたでも歩いたら　止まってくれたの　その人だけだった私　忘れないから　絶対に夜、どうしようもなくなって電話をした。携帯を握りながら、私は涙を流していた。弱音を吐くのは嫌だった。けれど、私の中だけで処理できる状態じゃなかった。今日のお前は、やっぱり変だよ彼は穏やかな口調で、そう言った。あの人は言った。お前が今年受からなかったら、俺美研辞めるからその一言の重みを、私は受け止めた。ずっと傍にいて欲しい、って言いたかった。けれど言わなかった。今は言う時機じゃないから。私、やっぱりあの人を、心から信頼しているのだと思う。そうでなければ、あの人の言葉を信じられないし、受け入れることもできない。彼の言葉や仕草が、私の心に大きく刻まれていく。鮮やかな印象を残して。二時間半にも及ぶ、超長電話。今日は鉛筆デッサンの講評。一浪生として初めての・・・。「この中だったら、繊細な仕事で目立つかもしれないけど」と、主任のきつい一言。そうですよね、ここで満足してたら・・・駄目だ。</description>
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<title>春の詩</title>
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<description>果たして一年で何が変わるのだろうか？本当に私は、変われるんだろうか？そんな不安。心に抱えている、今。けれど口にはしない。私はもう、弱い子でいたくないから。あの白い白い紙を、見た瞬間からだった。心の中が恐ろしく白くなり、透き通った。何物にも動じずない心が、そこにはあった。一年で何が変わるのか　ではなく一年でどう変わるか、という思い。意志は頑なに、心は鬼に。容赦しないと決めた。全てのものに対して、自分にも、他人にも。それはそう。私に差し伸べられた手でさえも、選び取ってしまう冷酷さすら・・・。だから私は貴方の手を、握り続ける訳にはいかない。私には、私の道があるから。そして私には、貴方を突き放す強さがあるから。ねぇ、信じられる？私がここまで強くなれたのは、紛れも無い、貴方がいたからなんだよ。それだけは、分かって欲しい。それでも・・・私は、貴方に縋りつく訳にはいかない。お願い、私は、私はもっと強くなりたい・・・。そして絵が描き続けたい・・・！</description>
<dc:creator>rinrin220</dc:creator>
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<title>さぁ、行こうか</title>
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<description>さて・・・私は二本の足で、地面を思いっきり蹴って、空を飛ぶよ。私は、自分をもっと信じてやらなくちゃね。最後に頼れるのは自分なんだから。明日からインドに行ってきます。</description>
<dc:creator>rinrin220</dc:creator>
<dc:date>2006-03-25T19:03:31+09:00</dc:date>
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