『入菩提行論』~第十章~ [2009年02月26日(Thu)]
第十章
菩薩の道を進んで、私が積んだ徳によって、
すべての衆生が、菩薩の道を進みますように。
苦悩の輪廻が、歓喜の大海に変わりますように。
私の功徳によって、この輪廻が尽きるまで、
衆生が煩悩を諦めて、菩提を明めますように。
菩薩が苦悩を究わめて、安楽を極めますように。
地獄の寒さに煩う者は、暖を得ますように。
地獄の熱さに悩める者は、冷を得ますように。
菩薩の甘露から生じた、涼しい温かさによって。
地獄の光る刃は、輝く法になりますように。
地獄の鋭い樹には、智の実がなりますように。
菩薩の心から生じた、虚しくはない空によって。
地獄の深い谷が、歓喜の園に変わるように。
地獄の大きな山が、仏陀の家に変わるように。
地獄で剣の戦い、血の代わりに花が舞うように。
醜い体は腐って、美しい骨に変わるように。
地の河に溺れたら、天の川に生まれるように。
私が積んだ徳が、隅々まで遍く巡りますように。
殺し合う恐怖が、地獄界で消えますように。
喰らい合う恐怖が、動物界で消えますように。
捕らわれ合う恐怖が、餓鬼界で消えますように。
いかなる衆生も、罪人に為りませんように。
苦が有りませんよう、病が有りませんように。
悪が有りませんように、邪で有りませんように。
臆病なる者が、勇敢な者と為りますように。
憂いに悩む者が、喜べる者と為りますように。
不安で疑える者が、確かな者と為りますように。
衣服、食事、飲料、花輪、香水、装飾品等。
すべての願わしき物を、衆生が得ますように。
普賢菩薩を飾り立て、歓喜の心を得ますように。
眠れる者、狂った者、甘えた者、迷える者。
すべての呪わしき者が、済度を得ますように。
観音菩薩を夢に見て、慈悲の心を得ますように。
姿が醜い者は、姿が美しくなりますように。
気が小さい者は、気が大きくなりますように。
虚空蔵菩薩を称え、無尽の宝を持ちますように。
目が見えないものは、目が見えますように。
耳が聞こえないものは、耳が聞えますように。
文殊菩薩を仰ぎ見て、歌を奏でられますように。
会いたいと思うとき、尋ねたいと想うとき、
いつでも、私は、文殊菩薩を拝めますように。
文殊の祝福で、歓喜の園が与えられますように。
文殊が行うこと、全て私も行えますように。
菩薩が修めること、全て私も修めますように。
一切の衆生に、至上の利を与えられますように。
私は、偉大なる文殊菩薩に帰依し奉ります。
その功徳により、智慧が与えられますように。
その智慧によって、衆生が済度されますように。
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これにて『入菩提行論』の引用終わり。
菩薩の道を進んで、私が積んだ徳によって、
すべての衆生が、菩薩の道を進みますように。
苦悩の輪廻が、歓喜の大海に変わりますように。
私の功徳によって、この輪廻が尽きるまで、
衆生が煩悩を諦めて、菩提を明めますように。
菩薩が苦悩を究わめて、安楽を極めますように。
地獄の寒さに煩う者は、暖を得ますように。
地獄の熱さに悩める者は、冷を得ますように。
菩薩の甘露から生じた、涼しい温かさによって。
地獄の光る刃は、輝く法になりますように。
地獄の鋭い樹には、智の実がなりますように。
菩薩の心から生じた、虚しくはない空によって。
地獄の深い谷が、歓喜の園に変わるように。
地獄の大きな山が、仏陀の家に変わるように。
地獄で剣の戦い、血の代わりに花が舞うように。
醜い体は腐って、美しい骨に変わるように。
地の河に溺れたら、天の川に生まれるように。
私が積んだ徳が、隅々まで遍く巡りますように。
殺し合う恐怖が、地獄界で消えますように。
喰らい合う恐怖が、動物界で消えますように。
捕らわれ合う恐怖が、餓鬼界で消えますように。
いかなる衆生も、罪人に為りませんように。
苦が有りませんよう、病が有りませんように。
悪が有りませんように、邪で有りませんように。
臆病なる者が、勇敢な者と為りますように。
憂いに悩む者が、喜べる者と為りますように。
不安で疑える者が、確かな者と為りますように。
衣服、食事、飲料、花輪、香水、装飾品等。
すべての願わしき物を、衆生が得ますように。
普賢菩薩を飾り立て、歓喜の心を得ますように。
眠れる者、狂った者、甘えた者、迷える者。
すべての呪わしき者が、済度を得ますように。
観音菩薩を夢に見て、慈悲の心を得ますように。
姿が醜い者は、姿が美しくなりますように。
気が小さい者は、気が大きくなりますように。
虚空蔵菩薩を称え、無尽の宝を持ちますように。
目が見えないものは、目が見えますように。
耳が聞こえないものは、耳が聞えますように。
文殊菩薩を仰ぎ見て、歌を奏でられますように。
会いたいと思うとき、尋ねたいと想うとき、
いつでも、私は、文殊菩薩を拝めますように。
文殊の祝福で、歓喜の園が与えられますように。
文殊が行うこと、全て私も行えますように。
菩薩が修めること、全て私も修めますように。
一切の衆生に、至上の利を与えられますように。
私は、偉大なる文殊菩薩に帰依し奉ります。
その功徳により、智慧が与えられますように。
その智慧によって、衆生が済度されますように。
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これにて『入菩提行論』の引用終わり。

