コンビニは「第2の成長期」へ [2011年06月24日(Fri)]
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東日本大震災後の消費では、コンビニエンスストアの強さが目立っている。急ピッチで回復にこぎつけた商品供給によって、被災地域での強い需要がプラスとなっているほか、震災前から取り組んでいた客単価引き上げや客層の拡大が定着してきたことが大きく寄与している。
国内では出店数の大幅な伸びが見込めない中で、独自の取り組みや投資により企業の格差が拡大することも予想され、業界再編が加速するの見方も出ている。 <低価格競争是正もフォロー> 「コンビニは第2の成長期に入った」―――。ローソンの新浪剛史社長は「ロイター日本再生サミット」でこう話した。東日本大震災はコンビニのライフライン的な役割を再認識させた。「遠くのスーパーよりも近くのコンビニ」という消費行動は強まり、必要な時に必要なものが買えるというコンビニの特徴が強みを発揮しているという。 セブン&アイ・ホールディングスの村田紀敏社長は、震災を経て、消費者は価格重視から質重視へと変化していると指摘する。「これまでの消費行動は価格が中心だったが、ニーズ、質を求めた消費に価値観が変わり始めた。単なる安さだけでは買わない。デフレを変える大きなエポックになるとみている」とし、小売り業界の低価格競争が是正され、割高感があったコンビニにはフォローの風とみる。 震災による特殊要因が薄まったとみられる5月の既存店売上高は、セブン&アイHD傘下のセブンイレブンが6.5%増、ローソンが5.6%増、ファミリーマート<8028.T>が2.4%増となり、苦戦する外食や百貨店に比べて明るい状況だ。震災に伴う需要もさることながら、昨年10月から実施されたたばこ値上げの寄与や震災前から取り組んできた客層の拡大や単価引き上げが定着してきているためだ。 足元の好調さについて新浪社長は「生鮮品を入れるなど、スーパーの代替ができるように施策を打ってきた。そういうい施策が評価されていると思う」と述べ、男性サラリーマンや若者が主流だった客層が女性や高齢者に拡大している点を挙げた。ファミリーマートが50歳から65歳までの消費者を対象に2010年9月から始めた「大人コンビニ研究所」も、客層拡大や客単価引き上げ策の一環だ。 コンビニの国内店舗数が4万店を超え「飽和状態」との指摘も聞かれる中、コンビニ各社は震災前からこうした取り組みを強化してきた。特に、高齢社会が進む日本では、近くの店舗で必要量を購入するという消費者は増加しており、スーパー各社も都心の小型店舗を強化しているが、コンビニが一歩リードしている格好だ。こうしたビジネスモデルは2016年にも人口減少に転じると予想される中国などでも活用できる、というのが業界各社に共通する見方だ。 [ロイターニュース]より 確かに震災後の混乱で真っ先に駆け込んだのはコンビニでしたね。遠くのスーパーより近くのコンビニということを実感しました。品揃えも豊富ですし、どんどん便利になりますね。ただ、数に限りがありますから、震災などの大混乱時には商品不足が起きてしまいますね。 |





