もちろん商品を実際に入手する受け渡し決済も可能です。
先物取引(さきものとりひき)とは、将来の一定の期日に、今の時点で取り決めた価格で特定の商品を取引する契約のことです。
しかし、商品先物取引というと、ハイリスク・ハイリターンのイメージを持っている人がまだまだ少なくありません。そのせいか、商品先物取引は一部のプロの投資家のものと思っている人も多いと思います。
また、価格が下落すると予測した時は売り契約をし、下がった時点で買う(買戻し)ことで、同じくその差額を利益として受け取ることができます。
取引所で行われる取引のことを取引所取引といいます。取引所取引の特徴は、商品が定型化されていて、期限日まで、いつでも反対売買を行えることにあります。この期限日のことを「限月(げんげつ)」といいます。また、買う予約をすることを「買建て」、売る予約をすることを「売建て」といいます。
1990年代初頭にバブル経済が弾け、株や土地は持っていれば上がるという株神話、土地神話も泡のように消えてしまいました。また、バブル経済の崩壊と同時にデフレ経済が始まり、低金利時代がやってきました。銀行預金はゼロ金利とまでいわれ、預金で利殖は図れない時代になりました。
例えば、株式市場に参加する場合、投資資金は現金で総代金が必要となりますが、先物取引は現金・有価証券で総代金の5-15%の資金で取引を行えます。
先物取引は、当初の予約(買い予約、あるいは、売り予約)に対して、予約の期限(限月)までに、反対取引(売り、あるいは、買い)を行い、その損益をやり取りする取引です。
同じ商品を同じ分だけ買ってから売る契約をすることで、手元に商品は残らず売買差益だけが残ります。
価格変動の予測が外れると当然損失が生じますから、取引に際しては十分な市場分析と理解が必要となります。
先渡取引では、通常、予約日に金融商品の受渡しを行いますが、先物取引では、商品を受け渡す代わりに反対取引をして、生じる損益だけを受け渡します。これを差金決済と呼んでいます。
しかし、3kg分の金の取引となると、その資金を用意するのは大変です。そこで、商品先物取引では取引額の一部を証拠金として取引会社に預託し、その証拠金の額で全取引額分の取引ができる仕組みになっています。
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