みなさんは、マディソン郡の橋、というシネマはご覧になったでしょうか?
大人の恋、といっても浮気になってしまいますが、せつない愛を描いたシネマです。
私はこの作品を見ても、浮気をしている彼女、彼に対して、汚いとか、醜いとか、あるいは、ずるいとか、そう言ったようなことを感じませんでした。
大変ステキな恋であり、誰かを思い続けて生きるというようなことは素晴らしいと、実際、感じたくらいです。
このシネマ、元々は世界中で当時、ベストセラーとなったノベルでした。
著者に関してはロバート・ジェームズ・ウォーラー氏です。
当時、このノベルのシネマ化に関しては多少、困難がありました。
その困難とは、どういったようなことでしょうか?
それは、ノベルの評判が高いんですから、シネマができると知った多くの人々は勿論、喜びます。
ですが、そのシネマに対する前人気が、ひどく高いため、誰がその役柄を演じるのか、世間が注目したんです。
なぜ、前人気が高いと、主演アクターを選ぶ感じのことが大変になるのでしょうか?
それをカンタンに説明するのですと、読者それぞれに、実際、理想があるからなんです。
本が好きな方は経験があると思われますが、あるノベルを読むケース、誰しも、読みながら、実際自らの空想でそのアクターを作り上げています。
空想で作り上げたり、あるアクターを当てはめたり、自らなりに役を与えて、頭の中でシネマ化しているようなもんです。
ですから、ベストセラーに実際になれば、なるほど、読んでいるような人が多いノベルですから、そのアクターがその役をやっても、まったく賛否評論になってしまいます。
浮気シネマではありませんが、名作「風と共に去りぬ」が、実際、そうでした。
主役である女、スカーレット・オハラの役にきちんと合う女を探すため、かなりの感じのオーディションを行ったそうです。
結局、ビビアン・リーが、実際、匹敵されましたが、彼女のケースは、まさにスカーレット、そのようなものだったと私は思います。
勿論、私のように納得できなかった方も、いらっしゃるでしょうが。
ですから、評判がある本のケース、こうして読者をきちんと納得させる配役をするというようなことは至難の技なんです。
こんな風にマディソン郡の橋もキャスティングがかなり話題になりました。
そしてパートナー役の女に関しては、結局、メリル・ストリープが、実際、抜擢されました。
ダーティーハリーなどのシネマで著名な、クリント・イーストウッドが今回に関して、製作から監督、そして主演をやりました。
私はこの2人の配役は大変合っていたと思われますが、みなさんは一体どのように感じましたでしょうか。
シネマの内容ですが、田舎に住む、ごく通常の主婦と、カメラマンが恋に落ちます。
2人とも、実際、中年ですが、純粋でかなり初々しい恋物語でした。
2人は4日間だけしか共に過ごせなかったけれど、死ぬまでまったくお互いを忘れるというようなことはなかったというストーリーです。
主婦は
家族が留守をしている感じの4日間を、偶然出会ったような中年カメラマンと過ごすんですが、深い関係性になるまでは、勿論葛藤がある訳です。
いつも浮気ばかりしている主婦ではないわけですから、夫以外の人に、実際、ときめいている自らに戸惑いました。
夫は善人で、子どもも可愛くて、まったく何不自由ありません。
そんな彼女ですが、日頃の暮らしの中で、婚姻後、最初に、別の男性に恋をしてしまうんです。
彼女がカメラマンと過ごす、最初の夜のために、新しい服を街に買いに行くんですが、その場面が大変好きです。
白いワンピースを選んで試着するんですが、まるで最初にデートに行く女の子のような感じの顔をしています。
その後、その白いワンピースを実際に選んだわけは、ウエディングドレスという感じの意味を込めたそうですが、それがわかった時も泣けました。
見ているというようなものは浮気シネマなんですが、それを全然感じさせないほど、2人は真剣に恋をしていました。
きっと、運命の人と出会った感じのものが遅すぎたのでしょう。
結局、街を離れていくカメラマン、家族が戻ってきた主婦、辛い別離が待っています。
一度だけ、共に街を離れるか否か、彼女の中で葛藤が激しく起こる場面が静かに描かれていましたが、そこで私は号泣です。
彼女は行きませんでした。
旦那と子どもとの暮らしを選んだんです。
カメラマンを愛していないわけではありません。
今までの、もとの自らに戻っていくようなことを決心したのでしょう。
そんな別離がありましたが、その後、連絡を取る感じのことも、勿論会う感じのこともなく、2人は別の人生を歩みます。
ですが、2人とも死ぬまでお互いを思っていたという感じのことがわかります。
浮気といってしまえば、それまでなんですが、浮気を感じさせないほど、純粋で綺麗に、強い感情が2人に関してはあったと思われます。
言ってみれば、中年になってからの初恋をするかのような、そんな物語です。
マディソン郡の橋は、実際にある「キッシング・ブリッジ」という橋のようなことで、今ではデートスポットになっているそうです。